A "Hot" Toast

今日一日で、浅田真央さんの演技を10回くらい見てます


オリンピックは見てない、と前回のブログに書きましたが、
真央選手のショートプログラムの結果を聞いたときには
なぜか本人でもないのに、少し動揺してしまってる自分がいて(なぜ

今朝のフリーはとても気になっていました

そんなこんなで、起きてからすぐ演技を見たのですが
いろんなところでみなさんがおっしゃってる通り
朝っぱらから涙がとまりませんでした(笑

なんかもう、美しくて力強くて儚くて、ちっちゃくて、おっきくて
Gracefulという言葉も、しなやかという言葉も
どちらも当てはまるような佇まいだ、と思いました

わたしが、動画を2回目以降見ている間に感じたことは
ラフマニノフのピアノコンチェルトがすごく素敵な作品だと思ったこと

今まで進んでラフマニノフって聴いたことなかったのですが
いや、聴こうとしてなかっただけかもしれないんですけど

彼女の演技を包み込むそれは、今までわたしが
数少ないフィギュアスケート観戦の中で感じたことのない音楽の在り方でした

フィギュアスケートの演技の中で流れる音楽は、クラシックでもポップスでも
なんだかいつもちょっとシュールだなぁと思ってしまうところがあって

見るたびに、

音楽と演技に(個人的には)距離がある気がするなぁ。。
でもまぁ、こんなものかぁ。。。
。。まぁ衣装はかわいいなぁ。。しかし脚ながいなぁ。。

というなんとも腑に落ちない感覚がありました

でも今回の真央選手の演技を見て、あぁなんて素敵な作品なんだろうって

きっとそれは振り付けをされた元コーチの腕もあるだろうし
真央選手の底知れぬ精神力の強さの表れでもあるだろうし
理由なんて全然分析できないのですが

例えるなら、
素晴らしいカバーのおかげで原曲の素晴らしも知る、みたいな感じ
Luther VandrossのSuperstarとか、初めて聴いたときはそんな感じでした

音楽って、人間ありきだなぁとつくづく思いましたし
人間を通してたくさんのモノが物語として語られるんだなぁと思いました

あと、
もちろん何万回と練習されてこられて挑んだプログラムだと思うのですが
不思議とそんな感じがしなくて

音楽が流れてきて、それに合わせてわたしの身体が勝手に動いたの、
みたいな、その場で創られたパフォーマンスのようにも見えました

これは、圧巻!!なライヴの時にも個人的に感じることなのですが
準備の積み重ねを(いい意味で)全く感じないステージってあるんですよね

自然で優雅で軽やかで、情緒的でパーソナル

そんなステージってわたしの中でも憧れだし
そうなりたいなぁと改めて思わせてくれました

なんだか、29歳にもなってまったく感情がうまく表現しきれてませんが
とにもかくにも、とても刺激され心を揺さぶられました、ということです


ラフマニノフのPiano Concerto No. 2,
はじめて全部通して聴きましたがすごく素敵、もしよかったらぜひ




*****


お知らせというか、ご報告というか、わたしが勝手に安心したからんですが、
前回のブログに書いた、アフガニスタンで可決されかかった新法
問題視されていたArticle 26を改正する事を、カルザイ大統領が表明したそうです

よかった。。。

どこがどうなるかはまだわからないようですが、とりあえずよかった。。

女性が男性を必要としているのとおなじように
男性も女性を必ず必要としていると思います

世界がまわるために、お互いが不可欠な存在だということを
お互いが認め、証明していかなくてはいけないと、強く思います

どうか、前に進めますように


*****


からの、本日のぐだぐだ締めくくり:

今日は久しぶりに鍼治療に行ってきて、顔も少ししゅっとした気がするので、
ただいまホットワイン飲みながら(台無し)色々と安心なうです

明日起きたらむくんでいませんように




*Chihiro*


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